WEB予約
電話
アクセス
Instagram

医療費控除とは?

医療費控除とは、自分や家族のために医療費を支払った場合、一定の金額の所得控除を受けることができる制度です。
治療にかかった費用は医療費控除の対象となります。医療費控除は医療費の負担を軽減するために設けられた制度で、1年間に10万円以上の医療費が必要となった場合に所得税の一部が戻ってきます
本人及び生計を同じにする配偶者その他親族の医療費(毎年1月1日から12月31日までの分)を支払った場合には、翌年の3月15日までに申告すると医療費控除が適用され、税金が還付または軽減されます。
ただし、1年間に支払った医療費が10万円以上でなければ対象となりません(申告額は200万円が限度です)。所得金額合計が200万円までの方は、所得額の5%以上医療費がかかった場合に申告できます。

医療費控除の対象は?

控除の対象になるもの

・むし歯治療などの保険診療
・インプラント治療
・セラミック治療
・矯正治療
・交通費

控除の対象にならないもの

・美容を目的とした矯正治療
・歯ブラシや歯磨き粉などの物品購入費
・自家用車で通院したときのガソリン代や駐車場代

医療費控除のポイント

  • 医療費に関する領収書は大切に保管しておきましょう。
  • 家族の中で一番所得金額の多い人が医療費を支払い、医療費控除の申告をするとお得です。
  • 治療は同じ年に家族でかかるのがお得です。
  • 確定申告をしていない場合、還付申告をすることで医療費控除は最長5年前までさかのぼって受けることができます。

 

税額はいくら軽減されるの?

まずは、医療費控除額を計算!


注:保険金などで補填される金額とは、生命保険契約などの医療保険金、入院費給付金や社会保険などから支給を受ける療養費、出産育児一時金、医療費の補填を目的として支払をうける損害賠償金などです。なお、保険金などで補填される金額は、その給付の目的となった医療費の金額を限度として差し引きますので、引ききれない金額が生じた場合であっても他の医療費からは差し引きません。

医療費控除で軽減される税額(上限)は?

注:実際の医療費控除により軽減される税額は、その方の所得金額、医療費控除以外の所得控除の金額や住宅ローン控除等の税額控除の金額により、上記で計算した金額を下回ることもありますのでご注意ください。

軽減される税額の早見表


※この表の「軽減される税額」は、復興特別所得税は考慮していません。

早見表の見方
例)基礎控除後の課税総所得が500万円
(源泉徴収票等で確認できます)
100万円のインプラント治療をした場合
軽減される所得税額および住民税額→270,000円